秋なので栗のうつわを作ってみました(2023年9月18日)
先日、素焼きの在庫の整理をしている時に見つけた、knuq(ヌック)の12cmボウル。半端な数で余ってしまっていたようなので、譲ってもらい、釉薬の塗り分け(掛け分け)の練習をしました。
せっかくなので、なんか秋らしい色の釉薬を使いたいなあ、と思い、形が栗にそっくりだったので栗みたいな色の釉薬を使ってみたのですが、いかがでしょうか。
knuq(ヌック)12cmボウル
カラー:バイオレット
サイズ:126×110×h54mm
モダンなお花の絵柄のうつわです。パスタにサラダにスープ、普段使いに大活躍します。コロンとしたしずく型の12cmボウルは持ちやすく、ヨー...
濃いこげ茶色のマット釉と、赤みがかった茶色のマット釉の組み合わせです。塗り分ける位置も、どのへんだと栗っぽく見えるのかしら、と調節をしながら塗ってみた。
こちらはこげ茶の釉薬はそのままに、黄色がかった茶色のマット釉を使ったものです。これ単独ですと、まるで栗きんとんのような色をしています。黄土色と言えばよいでしょうか。
つやつや感のある透明釉だとどんな感じになるんだろう?と実験してみたものがこちら。カワイイのですが、なんだか栗というよりはどんぐりのような感じになりました。
本物の栗と一緒に記念撮影。その昔、深山でも栗の形をしたお皿を製造していた時期があったそうです。私が入社する数十年前の話なので、栗のお皿を覚えている社員さんも今は少なくなってしまったそう。型もないらしい。残念。
深山がある岐阜県は栗の産地でもあり、秋は栗きんとんが楽しめる地域でもあるので、ぜひ栗にちなんだお皿を開発してみたいものです。
釉薬の塗り分けについても、コツをちょっとずつ掴めてきたので引き続き練習していこうと思いまーす。
商品戦略室
渡辺
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