定番のうつわ

●機能的で人気!<イゾラパレット isola palette>

人生を彩る暮らしの時間を少しでも幸福なものとするために誕生したお箸が置ける仕切り皿。準備もお片付けも簡単に、かつ食事の時間もしっかり楽しめる仕切り皿です。裏面は積み重ねしやすい設計になっていて、収納にも困りません。
醤油皿やお菓子のうつわとしてお使いいただきやすいSサイズ
取り皿としてマルチに活躍するMサイズ
和・洋どちらにも使えるワンプレートとして便利なLサイズ。
3つのサイズに加え、カラーバリエーションも豊富に揃えています。

●パン好きの方に人気!<クラストcrust>

トーストをサクサクのまま食べたいという願望から誕生したパンの為のうつわ。
サクサク感をキープするポイントはお皿の上にある凸のレリーフ。このレリーフがトーストを浮かせて、お皿との間に隙間を作る事で、水蒸気がのがれてトーストの裏面をベトつかせない構造です。
凸のデザインは、シンプルな『ドット柄』と可愛らしい『小枝柄』。
色は、優しく落ち着いた『アイボリー』とやきものの伝統的な茶色『飴釉(あめゆう)』の2色。

●アートや工芸が好きな方に人気!<釉薬銅版のうつわglaze decal>

深山が創業来大切にしたガラスを含む白磁土を使い薄くつくることでで生まれる質感や透明感。この透き通るような素地に150年前から存在する伝統技法『銅版転写下絵付(どうばんてんしゃしたえつけ)』から日本らしく工芸的な美しさのあるうつわが生まれました。絵柄にもガラスを含む顔料を使っているので器と釉薬と絵柄溶けあい柔らかい風合いとなりました。お茶の色やお酒の情緒をゆっくり楽しむことが出来ます。絵柄は4種類。
風になびく青々とした竹林を思わせる ”sasasa(サササ)”
太陽をモチーフとした華やかな絵柄 ”suuun(サーン)”
ポンポンと愛らしく咲く桔梗の斑点模様 ”kikyoh(キキョウ)”
伝統文様の格子柄をモダンにリメイクした”kooci(コオシ)”
それぞれの絵柄にあったカラー展開をご用意しています。


story

深山のうつわは『鋳込み(いこみ)成形』という技法で成形されます。あらゆる工程を手作業を行うこの技法は『型』という工業生産的な響きからは程遠く、決して効率的ではありませんが、その自由度の高さにより暮らしへの幅広い提案のある器を作り出すことが可能となります。その特徴によりこの3つのシリーズを生み出しました。

深山の成形方法詳しくは…
<圧力鋳込み成形>
高い吸水性の石膏で作られた器の形の空洞がある型の中に、泥状にした磁器の土を注入すると、泥の中の水分を石膏型が吸い出して磁器土のみが残り器の形に固まります。そうして成型することで自由度の高いフォルムを製造する事に適した技法。

<排泥鋳込み成形>
同じく石膏型に泥状の磁器土を流し込み、石膏が水分を吸って、外側から泥が固まります。
乾いた泥漿が必要な厚みになったら、型を逆さまにし余分な磁器土を捨てると型どおりの形状に仕上がります。
主に急須や花瓶など、立体的で内側が空洞の陶器を作るときに使われる製法で、現在この技術を持つメーカー・生地業者が少なくなりつつある、貴重な技術の一つです。