富士山の煎茶碗を作ったら失敗した話(2023年11月13日)
釉薬の塗り分け(掛け分け)の練習シリーズ、第3弾です。栗、いちじくに続いて、お正月用に富士山を作ってみました。
茶白の朝顔型煎茶碗の素焼きが余っていたので、まずは白磁の釉薬を全体に施釉して、そのあとに富士山の裾野の部分をイメージしたカラー釉を施釉するという手順で実験。
先日、素焼きの在庫の整理をしている時に見つけた、knuq(ヌック)の12cmボウル。半端な数で余ってしまっていたようなので、譲ってもらい、釉薬の塗り分け(掛け分け)の練習をしました。
せっかくなので、なんか秋らしい色の釉...
栗のうつわに続いて、無花果のうつわを作ってみました。通常、無花果(いちじく)には旬が年に2回あると考えられています。おそらく品種による違いだとは思うのですが、秋に旬を迎えるいちじく、という事で。
栗のうつわを作った時は釉...
一見、上手くできている風に見えなくもないのですが…。ところどころに、ポッカリと空白が出来ています。
もともと薄いからなのか、釉薬が二重にかかっている部分はキレが入ってしまっていました。引っ張られたのかな?
白磁の釉薬だけがかかっている部分はなんともありません。しかも、キレが入っている部分を中心にまるでモーゼの海割りみたいに綺麗に釉薬が割れていました。不思議、不思議。
これはまあまあ綺麗に施釉できた富士山です。可愛いくできたら並べて撮影しようと思っていたのに、残念。
もう少し研究してみたいと思います。
商品戦略室
渡辺
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