2024春の新色をご紹介します（2024年3月7日）
年明けの新春見本市でお披露目をした、深山の2024春の新色のご紹介です。主にOEMのご提案となるのですが、深山のいつもの製品を色替えするとこんな雰囲気になるよ～、というご提案の意味も込めて、人気のcrust（クラスト）などに施してみました。
さくらピンク
これはすでに深山で使っている淡いピンク色の釉薬ですね。主にsakura（さくら）シリーズなどで使用しています。春と言えばやっぱり桜でしょう、という事で改めてのご提案です。実際、春が近づくとこの淡いピンク色の釉薬を使ってOEMで何か製品を作りたいというお客さんも増えてきます。定番で長く使い続けている釉薬ですが、とっても人気が高いです。
よつばグリーン
春、少しずつ新芽が目立つようになり緑色がジワジワ春の風景の中に増えてくるシーンを連想して作ったグリーン系の色合いの釉薬です。実はこれ、ずいぶん昔にOEMで使った事がある釉薬なのですが、それっきり使う機会がなく現場の片隅に眠っておりました。新たにグリーン系の釉薬を開発したいな、と思った時に試しに施釉してみたら、すっごくいい色で！
これを使わないのは勿体ないぞ、という事で釉薬屋さんにも相談して、改めて令和の時代の今の気分にあったグリーンに少しだけ調合して貰い誕生した釉薬です。グリーンと言いつつも、少しブルーが入っているニュアンスカラーです。
今の深山にはないカラーなので気に入っております。
たんぽぽイエロー
昔は黄色い食器なんてありえない、と言われてましたが、最近は雑貨的な立ち位置で黄色の食器って増えてきたよなあ、と感じます。この釉薬とは違いますが、cotori（ことり）で使用しているイエローマットもすごく人気があるんですよ。
マット系のイエローはあるけど、そういえば透明なイエローがないな、と思って新しく定番色として使える透明なイエローの釉薬を新規開発しました。色の方向性はすぐ決まりましたが、濃さを決めるのにすっごく時間がかかった～！
さくらピンクの淡い色合いに合わせるか、よつばグリーンの濃い色合いに合わせるか、めちゃめちゃ悩みました。でも、あんまり薄すぎると色ムラが出て綺麗に見えなかったので、思い切って濃いめのイエローに決定しました。
余談ですが、たんぽぽイエローと名前が決まるまでの試作品には、パインイエローとかたくあんイエローとか仮の名前がつけられております（笑）。コードネームっぽく。
新春見本市の会場にて、多くのサンプル作成のご依頼を頂きすでにOEM化が決まっている製品もいくつかございます。
深山本社のショールームにて実際に2024春の新色を使用した製品をご覧頂く事ができますので、OEMを検討されている方はお気軽にお問合せくださいね。
商品戦略室
渡辺
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