2024年09月

2024年09月の記事

素焼窯が新しくなった!

素焼窯が新しくなった!(2024年9月17日)

素焼窯が新しくなった!

圧力鋳込みをしている、深山の山岡工場。そこで長年使っていた素焼き窯の老朽化が目立ってきたため、今年度思い切って新しい窯に変えたのでした。本社工場には本焼成を行う窯、第2工場(ガバ鋳込み)には素焼き窯がそれぞれあるのですが、どれも長く使っているのでメンテナンスが必要です。
ですが、窯の修理や新設にはお金がかかります。という訳で、一度にやらないでローテーションを組んで「今年はここの窯を直そう!」みたいに順番に手入れをしているような状況ですね。今年は待ちに待った山岡工場の番でした。
こちらの画像は今年の頭くらいに撮影した、もともとあった古い素焼き窯。ドアのように扉をパカッと開けるタイプ。

素焼窯が新しくなった!

そして、新しい素焼き窯は扉がなんて説明すればいいのかしら。ドアのように開けるのではなく、上の支柱というかレールのようなところを滑らせて、カーテンみたいな感じ?に開けるタイプです。この画像だと扉が右に向かって空きます。私は窯のことは詳しくありませんが、別の窯元の工場見学に行った時になんか見た事があるタイプの窯です。

素焼窯が新しくなった!

火の神様のお札もしっかりと新しい素焼き窯のそばに置かれていました。

さて、素焼き窯を新しくするとどういう事が起きるのか。深山の場合は冷め切れが減ったように感じます。焼成時の温度上昇をきちんとコントロールできるようになったからなのか、切れや割れがグッと減りました。嬉しい。
素焼の時ってなかなかキレを発見するのが難しく、本焼成後に発覚してガッカリ、って事が多かったのですが、そういった不良がずいぶんと減りましたね。

↑古い窯の時はこんな風に扉があきました

商品戦略室
渡辺

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