
インバウンド向けに試作してみた(2025年5月30日)
インバウンド向けの製品を取り揃えているお客さんから「外国人観光客が買ってくれそうな、とにかく派手で高く見える釉薬でポットを作ってほしい」という依頼を受けたので、slope(スロープ)のポットで試作をしてみました。今年デビューした銀狼(ぎんろう)という釉薬です。
見てください、このギラギラ感。闇夜に輝く銀色の光がモチーフ。ちなみに、以前にも書いたかもしれませんが銀狼は昔流行っていたドラマの「銀狼怪奇ファイル」からヒントを得ております。なので、これの姉妹カラーとして金狼(きんろう)も作りたいんだよねえ。
こちらはsuolo(スオーロ)に使用している光琳というカラーです。OEMでも人気の高い、ちょっと変わった輝きを放つ釉薬です。
この縮れた部分がまた特別な輝きを放つです。これがいいと言ってくれるお客さんもいれば、これはいらないというお客さんもいるので、施釉担当の職人が塗り方を工夫して製品を仕上げてくれます。結構、扱いが難しい釉薬なんです。
早速できあがったサンプルはお客さんにお渡ししました。今、お返事を待っているところ。もしかして日本土産としてたくさんの外国人の方が買ってくださるかも…。いい方向にすすめばいいな、と思います。楽しみ、楽しみ。

早いもので、今年もあと半月ほどとなりました。年明けすぐに美濃焼新春見本市があるので、この半月ほどしか準備をする期間がありません。超ギリギリ。
実は、できれば新春見本市に出したい釉薬のカラーがありました。それが、こちら。
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商品戦略室
渡辺
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