最近の私のお気に入りの深山のうつわは、蔡（sai）の片口ボウルです。10cmと15cmの2種類のサイズがあるのですが、画像は15cm 片口ボウルですね。これが夏のおやつタイムに大活躍してくれるサイズ感で、この夏はずーっとほぼ毎日使っておりました。もともと業務用食器として誕生した蔡のシリーズは白磁しかなかったんですけれど、夏前にOEMのご注文を結構頂いたのです。そこで、改めて蔡のうつわを使ってみようと思い、いろいろと試した結果この片口ボウルが私のお気に入りとなったのでした。

真上から見るとこんな感じです。パカッと口の部分が広がっているので、思っていたよりも容量があるのです。このデザインは和食器によくある「輪花」がモチーフとなっているのですが、あえて洋食器のテイストに落とし込んだというもの。洋食器スタイルの和食器、という謎のジャンルになりますが、まあ白磁のうつわなので基本的になんでもイケます。

私は毎朝、たっぷりとヨーグルトを食べるのが日課となっているのですが…そのヨーグルトを盛り付けるのにちょうどよいサイズと形だったので、すっかりヨーグルト専用のうつわとなってしまいました。同じうつわを使うと、いちいち分量をはかる必要もなくなってくるので楽です。

夏のおやつと言えばやっぱりアイスですよね～。アイスも大好き。この日は涼し気なチョコミントアイスを盛り付けてみました。お庭で育てているミントの葉っぱも添えて…。自分用のおやつだけではなく、おもてなしにも使えるうつわです。

こちらは10cm 片口ボウルです。ちょうどアイスをワンスクープ盛り付けられるくらいのサイズですね。うつわの口が広がっていますし、そこそこ深さもあるので見た目よりもおやつが入ります。手に持ってみるとこんな感じ。

そして、最近この蔡の片口ボウルが気になった理由がこの記事に掲載されている5枚の画像に隠れています。そうなんです。蔡の片口ボウルは、横から見るとなんか小鳥みたいな形をしている…！
実は、OEMのご相談をされたお客様が「このボウルってなんか鳥みたいで可愛いですよね～」と仰ったんです。全然、そんな事考えた事もなかったので、目から鱗が落ちる思いでした。なるほど…鳥…。そう言われてしまうと、なんかもう鳥にしか見えないよね（笑）。

という訳で、蔡のシリーズが深山 総合カタログ2024より復活です。しばらく業務用カタログにしか掲載してなかったんですけれど、今でもちょいちょいお客さんからご注文を頂くロングセラー商品なので、思い切って復活させてみました。基本的に白磁でのお取り扱いとなりますが、釉薬での色替えや加飾などなどOEMのご注文もお待ちしております。

商品戦略室
渡辺

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