使い勝手のよいオーバルプレート、つくりました!(2024年12月17日)
年明けの美濃焼新春見本市(1月8日~9日)でお披露目予定の、業務用食器のオーバルプレートです。当日、業務用カタログ2025も配布予定ですが、そちらにもバッチリ掲載されております。業務用カタログに掲載されている製品はすべて1枚から購入が可能、深山にて常時在庫を持っておりますので、お客様(特に問屋さん、商社など)にとっても発注しやすいのではないかな?と思います。
形状はすべてcadre(カードル)シリーズのオーバルプレートです。これまでは白磁、一部、海鼠と白窯変しかなかったのですが新たに3色が加わりました。
トウィンクル ホワイト / プラター17cm
白磁のお皿とは別に、ちょっと結晶が浮かび上がっているようなニュアンスのある白い釉薬を開発しました。白色と薄いグレーの間のような色合いです。ほぼ白色に近いので、お料理の色が映えると思います。なんにでも使えそう。
オーバルプレートの中で一番小さなサイズ、プラター17cmは取り皿としても使えますし、ちょっとしたおやつやお惣菜を盛り付けるのに便利なサイズ感です。
トウィンクルブラウン / プラター23cm
ベージュっぽいような、ブラウンっぽいような…。こういう、落ち着いた風合いの茶系の釉薬がこれまでの深山には存在していなかったので、思い切って作ってみました。少し枯れているような、あえて暗めの雰囲気をまとっているブラウンです。あんまり濃すぎるとお料理が映えないので、色のトーンの調整にすごく時間を使いました。こちらもきらめくような結晶がほんのりと浮かび上がっています。だから「トウィンクル」と名付けています。
プラター23cmは、一人分のメイン料理を盛り付けて使うのに便利。焼きそば、焼きうどん、パスタなど麺料理がおすすめ。なぜなら盛り付けるだけでオサレ風に仕上がるから(笑)。
トウィンクルイエロー / プラター31cm
最後に完成した釉薬はイエローになりました。最初はホワイト、ブラウンの2色でいこうかな、とも思ったのですが、その間をつなぐ中間色が欲しくなってしまい、3色揃ったときに違和感がないような色を作りたいと思い試行錯誤した結果、淡いイエローが出来上がったのです。ベージュとはちょっと違います。イエローです。
一番大きなサイズのプラター31cmには、みんなで食べられるような大きなサイズの料理、ボリュームのある料理をのせて使ってください。これからの季節だと、クリスマスのチキンなんかをのせても映えると思います。
トウィンクルホワイト、トウィンクルブラウン、トウィンクルイエロー。
結晶が浮かび上がっているようなきらめきのある釉薬ですが、使い勝手の良さを考慮して色のトーン自体はどれも控えめにしています。あくまでも主役はお料理なので、うつわはその引き立て役に徹しなければならないのです。
飲食店で業務用食器としてお使いいただくほか、個人の方の食卓でも活躍してくれそうな、そんなオーバルプレートになっています。年明けには深山食器店にてオーバルプレートの特集も組む予定なので、そちらもぜひ楽しみにしていてくださいね。
商品戦略室
渡辺
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