新春見本市にて、多くのお客様（特に女性のお客様）に「カワイイ～！」と声をかけて頂いた、チョコチップ入りのカラフルな釉薬です。これは新春見本市に向けて、半年以上をかけて完成させた新しい釉薬となります。釉薬屋さんに何度も何度も調整をお願いして、それぞれのカラーに合わせた配合でチョコチップに見立てた鉄粉を混ぜています。シンプルな楕円のお皿、cadre（カードル）プラターにかけるだけでもこんなにキュートな仕上がりに。

こちらはoshidori（オシドリ）の小皿にこげ茶色の釉薬を使って掛け分けにしたものです。イメージは、チョコレートソースがたっぷりとかかっているチョコチップ入りのアイスクリームとなります。アイスクリームじゃなくって、ドーナツでもいいですね。

掛け分けで重なった部分は、同じマット釉同士だからかちょっと相性が悪くて、焼成時にモヤモヤが出てしまいました。このへんも研究がもうちょっと必要かなあ。でもカワイイのでいつかは荷口化したいと思っております。

cotori（コトリ）の親子にチョコチップカラーをかけると、こんな感じ。もともとcotori（コトリ）シリーズはマット釉がかかっているので違和感がありません。食器というよりも小物入れのような、雑貨の雰囲気になりました。5色ズラリと並べたり重ねても可愛いんですよ。

掛け分けで重なった部分は、同じマット釉同士だからかちょっと相性が悪くて、焼成時にモヤモヤが出てしまいました。このへんも研究がもうちょっと必要かなあ。でもカワイイのでいつかは荷口化したいと思っております。

私が初めて手掛けたプロダクト、cheese（チーズ）にもこのカラフルなチョコチップカラーを施してみました。こちらも形状と釉薬の相性はなかなか良い感じ。ポップな色合いなので、可愛いらしい形状のものと組み合わせるとさらに可愛いらしくなります。

チョコチップ バナナは、もともとcheese（チーズ）がイエローなので、そこにチョコチップが加わっただけなので違和感がほとんどないですね。我ながらめちゃめちゃ可愛いく出来上がったなあ、と感動しているところです。てか、自分が欲しい。

そして、この豆皿の裏側に潜んでいるネズミちゃんについても、たくさんのお客様に見つけてもらえて嬉しかったでーす。

slope（スロープ）の加飾提案も兼ねて作成した、チョコチップなポット各種。slope（スロープ）のシンプルな形状だからこそ、釉薬の表情が生きてきます。

oshidori（オシドリ）の掛け分けと同様に、チョコレートに見立てたカラーはこげ茶色のマット釉となります。サンプルはチョコチップ ミントで施釉しましたが、もちろん5色の中のどのカラーでもおつくりする事が可能です。

新春見本市の会場ではこんな風に展示させて頂きました。最初は張り切って展示物を作りすぎちゃったかな？と心配しましたが、結果的にたくさんのお客様の手に取って頂けて、なんとありがたい事に早速ご注文までいただきました～！頑張って作ってよかった！

これから正式な荷口化に向けて準備しつつ、チョコチップカラーの種類もどんどん増やしていきたいなと思っているので、気になった方はぜひお気軽にお問合せください。深山の本社ショールームにて展示中です。

商品戦略室
渡辺

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