お皿の全面に転写を貼るのは難しい…(2022年12月9日)
年末です。師走です。
という訳で、器づくりも年末進行でめちゃめちゃ忙しいので、加飾(かしょく)のお手伝いに行ってきました。深山での絵付けは銅版転写といって、素焼きに直接転写(絵柄)を貼り付けるという技法を採用しています。
こちらはcomo(コモ)シリーズの15cmプレートです。
これがですねえ、正直めちゃめちゃ難しいのです。だいぶ慣れてはきましたが、習った最初の頃はちっとも上手に貼る事ができなくて心が折れたりもしました(笑)。これまでの加飾担当の先輩たちも、いかに素早く綺麗に貼れるか?を何度も何度もテストして、ようやく今の貼り方に辿り着いたんだそうです。
お皿は平面だから貼りやすいのでは?と思いきや、真ん中部分はよいのですが、このお皿の縁の部分がカーブしているので、そのカーブにそって絵柄がよれたり切れたりしないように、まんべんなく貼るのが難しい…!
お皿をクルクル回しながら筆を絵柄にそって滑らせて、転写を少しずつ伸ばして貼る必要があるのです。
まだまだ、これを1000枚近く貼っていかねばなりません(白目)。頑張ります。
できあがったcomo(コモ)の15cmプレートはこちら!全部で5色ございます。
同じ絵柄でも、色が違うと雰囲気も異なるので不思議です。
絵柄の部分が少しプックリとしているのも可愛い。お好きなカラーをお選びくださいね。
como(コモ)シリーズの詳細はこちら
https://miyama-shokkiten.co.jp/category/item/como/
商品戦略室
渡辺
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