暮らしの器特集『パーソナルギフト』(前編)
人を、想い、贈る。
新しい暮らしの形の中では、人と出会う機会の大切さを改めて実感します。贈りものも同じくなのか、イベントに合わせたもの ではなく、よりお贈りする方をイメージし、そのパーソナルな部分と調和したものをお選び頂く機会が増えたように感じます。
今回の特集では、miyamaの器の中でも、そうした観点でお選び頂く事が多い器6点を『パーソナルギフト』と称しご紹介致します。これらの器は、幅広い世代やライフスタイルと調和するわけではありませんが、それぞれのライフスタイルを好まれる方には、おすすめ頂ける器だと信じております。
【暮らしの器特集‐パーソナルギフト前編/後編】
贈りものを考えていると、いつの間にか物ではなく贈る人のことを想いおこします。あの人は何が好きだろうか?、あの人の趣味は何だったろうか?そういえば休みはあんなふうにすごしていたな・・・と。人を想う先に浮かび上がる、『贈るもの』をご紹介します。
●目次
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食べている笑顔が嬉しい、お料理上手なあの人に
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休日は、読書とコーヒーでともかくゆったりなあの人に
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手間を惜しまず丁寧に、日本茶を楽しみつくすあの人に*前編はここまでです。
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パンが好き。いつも美味しく食べたく願うあの人に*後編はコチラから
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楽をしたい。でもあの人と一緒にも食べたいあの人に
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おうちでも、お酒に合わせて器を選ぶあの人に
●1.食べている笑顔が嬉しい、お料理上手なあの人に
→おすすめの器『瑞々(みずみず)』シリーズ
家族や友人が、もちろん自分が、美味しいご飯を食べている笑顔が楽しい。食材も調理道具も器もこだわって、丁寧に選び、食材はあますところなく、道具はいつまでも大切に・・・美味しい料理のある健やかな食卓は、体だけではなく心も満たされます。料理を作る事が、そしてまわりが幸せになる事が大好きなそんなあの人にお贈りするおすすめの器が瑞々シリーズ
デザイナー小野里奈さんによる、日常の食卓を彩るこのシリーズは、シンプルなまん丸いお皿。角が取れた四角いお皿。スリムな楕円の鉢。伝統的な木瓜(もっこう)形の鉢。ふっくらと手に馴染むごはん茶碗。日本茶にも紅茶にもコーヒーにも似合う和モダンな茶器。一つのシリーズに様々な形の器があるので、料理に合わせてチョイスすると食卓の表情はとても豊かに。
その中でも人気のアイテムは、まず【木瓜鉢】特に、【木瓜鉢五寸】は直径約14㎝くらいで、手のひらに収まりよく、取り鉢としてはもちろん、副菜の盛り鉢やお鍋の季節には「とんすい」としてもお使い頂けるなど、工夫次第で大活躍する器です。他にも、メインの盛り鉢としてカレーライスやパスタの器として活躍するうえ、細長くスタッキングも良いので収納もスッキリとする【楕円鉢9寸】や、ワンプレートやカフェプレートとしても使える【すみきり大皿、角皿、長皿】などが人気の器。
いずれも色合いや形の良さだけではなく、料理との相性としても多用途に使えるので、器の種類や数は抑えて食器棚はスッキリしながらも、和洋中などいろんな料理を、それぞれの持ち味をいかして盛り付けて頂けます。
*贈りものとしてお使い頂く場合は、熨斗や包装もできますので、【贈りものご使用時の包装について】をご覧ください。
●2.休日は、読書とコーヒーでともかくゆったりなあの人に
→おすすめの器『stamug(スタマグ)250㏄マグカップ』
平日は仕事に勉強に時間を効率的に使って充実した濃密な時間をすごす。そして休日は文字の通り休む。好みのコーヒーをたっぷりと淹れて、お気に入りのソファーに腰掛けて、好きな本をゆっくりと読み進める。オンとオフ、静と動。真逆に見える平日と休日のすごし方。でも、どちらも大切で大好きな時間。自分の時間を大切にするそんなあの人にお贈りするのにおすすめの器がstamug250ccマグカップ
250㏄とたっぷり入る容量に、持ち易いハンドル、そして安定感のある形。ゆっくりとした時間にフィットするマグカップ。色合いは、定番的として落ち着いた存在感のシンプルな色合い「白磁釉」、「白マット釉」、「黒マット釉」が3色と、和食器の伝統色として長く愛されたやきものらしい情緒感のある色合い「白窯変釉」、「海鼠(なまこ)釉」、「寂からし釉」が3色。合わせて6色あるので、それぞれのライフスタイルやインテリアに合わせてお選びいただけます。
このマグカップはデザインスタジオMetaphysのムラタチアキ氏によるもの。積み重ねた際にハンドルが邪魔にならないように設計されているため、収納時もコンパクトに収まります。
●3.手間を惜しまず丁寧に、日本茶を楽しみつくすあの人に
→おすすめの器『茶白 宝瓶急須』
いれ方ひとつで味わいが変化する日本茶。毎日飲むものだからこそ一杯一杯を美味しく楽しみたい。どんなお茶でもそうですが美味しくいれようと思えば手間はかかるもの、特に日常に身近な日本茶であれば尚のこと、それでも美味しく丁寧に日本茶を楽しむあの人にお贈りするのにおすすめのちょっと楽をしながら美味しくお茶を楽しめる器が茶白 宝瓶急須
岐阜県白川村を生産地とする『白川茶』の茶商「菊之園」さんと一緒に日本茶を美味しく頂くために開発したこの器。ふっくらとした形の本体とお茶の葉パターンを描いた蓋からなるこの茶器は容量が約160㏄と小ぶりで、基本的には日本茶を一杯ずつを楽しむ器です。楽しむためのお茶を淹れる手順は次の①から④の手順。
まず煎茶碗が「湯さまし」と「計量器」の代わりになるので、適温でちょうど良い量でお茶を注ぐことができ、注いだ後、急須の内側が丸いので茶葉がしっかり対流して味わいを引き出します。加えて、毎回最後の一滴まで注ぎきる事で、淹れるたびに変化する日本茶の味わいを楽しむことができます。
そして後片付け。普通のポットだと内側まで洗うことは難しいですが、この宝瓶急須は内側がつるりと丸くなっているので、茶葉をスムーズに、そしてお手軽に洗い落とせます。
キチンと手順を守りながらも、美味しくお茶を楽しむ器『茶白 宝瓶急須』です。
(前半はここまで)
最初の目次の通り、深山で誕生した器の中でピンポイントなライフスタイルに調和した、こうした方にお喜びただく為にご紹介したい器は全部で6種ありましたが、一つ一つのご紹介が長くなりすぎてしまった為、残りの三つは次回3月の「暮らしの器特集」でご紹介いたします。
まずは前半分最後までご覧頂きありがとうございました。(2021年2月1日)
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(2020年5月掲載)大切な人を想いながらすごす、新しい暮らしの形での春を迎える器10種をご紹介しています。
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