2024年10月

2024年10月の記事

2024 秋の美濃焼新作展示会、入賞のご報告

2024 秋の美濃焼新作展示会、入賞のご報告(2024年10月10日)

2024 秋の美濃焼新作展示会、入賞のご報告

少し報告が遅れてしまいましたが、先日無事に今年の美濃焼新作展示会が終了しました。美濃焼タイル展も同時開催されていましたので、お休みの間に個人的にも見てきました。

2024 秋の美濃焼新作展示会、入賞のご報告

入口、入ってすぐのところには過去5年間の上位3賞がパネルにて掲示されております。ありがたいことに、深山の名前も掲げて頂いております。

2024 秋の美濃焼新作展示会、入賞のご報告

昨年はluonto(ルオント)がグランプリを頂きました!グランプリを頂くと、翌年の美濃焼新作展示会のポスターになったり、パンフレットの1枚目に写真が掲載されます。なので今年の分は大事に保管しておこうと思います。笑。

2024 秋の美濃焼新作展示会、入賞のご報告

ciro(シロ)
奨励賞を頂きました。深山が得意としている、銅版転写を用いた下絵付けの技法が施されております。今年は他に銅版転写を多用されている製品があまりなかったように思います(見逃してるだけだったらすみません)。そういった技術というか技法の部分を評価して頂けたのかも知れませんね。

2024 秋の美濃焼新作展示会、入賞のご報告

slope(スロープ)
深山の完全新作としては、先に書いたciro(シロ)とこちらのslope(スロープ)となりました。昔はやっていたんですけど、最近はあまりやらなくなってしまった塗り分け(掛け分け)の加飾の技法を施しております。少しずつですが、塗り分けのご注文も入ってくるようになったので、もっと研究をしていきたいところです。

2024 秋の美濃焼新作展示会、入賞のご報告

botanical(ボタニカル)
今年、私が展示を担当させていただきました、ボタニカルのコーナー。カタログ写真でもそうしたんですけど、もうこれは絶対に「森の中でパーティーをしている感じ」を演出したくって、展示内容もそのようにしてみました。しまった。どんぐりとか並べればよかったな。もっと森感が欲しいところ。優秀作品賞を頂きました。嬉しい。

2024 秋の美濃焼新作展示会、入賞のご報告

miyama.のカレーのうつわ
瑞浪市のふるさと納税品にも選出されました、おうちでカレーを楽しく食べることができちゃう、そんな美濃焼のうつわたちです。こちらも優秀作品賞をいただく事ができました!

2024 秋の美濃焼新作展示会、入賞のご報告

ボタニカルとカレーのうつわには、共通して緑色の大きな葉っぱのうつわがシリーズに仲間入りしております。これはもともとleafy(リーフィー)というシリーズで過去に販売されていたお皿で、当時は白磁しかありませんでした。昔はこういう葉っぱの形のお皿とか、大きなサイズのお皿はいっぱいあったんですけれど時代の流れとともに需要がだんだん減ってしまって、一時期はカタログからもその姿を消してしまっていたうつわなのです。
ふるさと納税品として、新たに生まれ変わることが出来たleafy(リーフィー)の巨大なお皿。本当にこんな大きなお皿、売れるのかしらん、と心配していたのですが、ビックリするほど注文が来ました~。逆に、今の時代にこんな大きなお皿をつくっているところがほとんどないので、探し求めていた人に刺さったみたいです。ぶっちゃけ、深山のふるさと納税品の中で断トツの売上を誇っております。
これくらい大きなお皿でも、深山の鋳込み成形の技術をもってすれば綺麗に作れるんだぞ、というところをアピールできたのもよかったですし、そこも評価して頂けたのかな、と勝手に思っております。

美濃焼新作展示会が終わったばかりではありますが、早くも来年に向けて何を作ろうかなあ、と考えているところです。1年なんて、あっという間。また来年までに、いろんな技術や技法を身に着けてうつわに反映させたいな、と思います。

商品戦略室
渡辺

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