
若あゆ探しの旅(2025年5月13日)
長良川では5月11日の鮎漁解日に合わせて、伝統の鵜飼が開幕したようです。
この時期になると岐阜のお菓子屋さんではあゆ菓子(若あゆとも)が出始めます。あゆ菓子はその名のとおり魚の鮎をかたどった焼菓子で、中に餡のかわりに求肥がこめられているのが特徴です。
私は岐阜に引っ越すまで存在を知りませんでしたが、聞くところによると岐阜の銘菓として知られているそう。
岐阜の初夏を代表するお菓子となれば月々特集の記事に掲載したら季節感が出ていいかもーと思ったのですが、あゆ菓子が店頭に並ぶのは5月中旬以降。5月号の記事を執筆していた当時はまだ4月の半ばころだったため近所の和菓子屋さんを訪ねても当然売っておりません。休日もドライブがてらお菓子屋さんを周ってみましたが見つからず。
それでも、どうしてもあゆ菓子を撮影したい気持ちが強く、通年売っているという噂の岐阜市の和菓子屋さんまで買いに行こうか同僚に相談していたある日の帰り道。
立ち寄った近所のスーパーで和菓子コーナーを見ていたら、ずっと探していたお目当ての品が陳列されていました。しかも特売で。
大切なものほど近くにあるんだね。そんなことを知った春の日の夕方でした。ありがとうバロー。

cecima(瀬縞‐せしま)取皿
カラー:万筋
サイズ:150×110×h20mm
フラットで料理を盛りやすい形状に、細密な絵柄を配した取皿。
純粋な美しさを持つ「白磁」、着物の伝統柄をモチーフとした「万筋」。白磁と染付という...
使っているお皿は瀬縞 万筋 取り皿。涼やかなコバルトブルーの模様が初夏のテーブルにぴったりですね。
商品戦略室
佐々木