第2工場まで行ってきました(2022年11月29日)
お客さんから「この製品のこの部分がちょっと気になるんだけど、なんとかならない?」とご相談を受けたので、お客さんの製品を製造している深山の第2工場まで行ってきました。
深山の本社工場では主に素焼きに施釉をし、窯で焼成をする工程を行っています。では、その素焼きはどこからくるのか?というと、第2工場と山岡工場からやってくるのですね。
このふたつの工場では主に鋳込み成形を行っています。石膏型に泥状の粘土を注入し、器を成形するという工程なのですが、第2工場では排泥鋳込み(はいでいいこみ)を行っています。この鋳込みの方法では、急須や土瓶、花瓶など中が空洞になっているものが適しているのです。
排泥鋳込みはガバ鋳込みとも言われますが、泥をガバッと捨てるその様子からガバ鋳込みと言うそうです。
新人研修時代にお世話になった第2工場ですが、その時にもいろいろと教えてくれた現場の方が今回もまた相談に乗ってくださいました。嬉しい。普段は工場が離れているのでなかなか顔を合わせる事が難しいのですが、出来るだけちょこちょこ顔を出そうと思います。
まだ明るい時間帯だったので、第2工場まではテクテクと歩いて行きました。そしたら途中でこんなオサレな実がついたツルを発見。車で通っている時には気づかなかったのですが、同じ道でも歩いて通ると新しい発見がありますね。
葉っぱの形から推測するに、たぶん青葛藤(アオツヅラフジ)じゃないかなあ、と思います。可愛いのでクリスマスリースの材料になるかな?と一瞬思いましたが、勝手に摘んでくる訳にもいかないので写真におさめておきました。
山岡工場はさらに山奥になるので、もっといろいろ生えているのかも知れません。そのうち行かねば。
どれくらい山奥かというとカモシカにバッタリ遭遇するくらい山奥です。
商品戦略室
渡辺
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