
月々特集9月「秋色のうつわ」2025
夏の盛りが過ぎても、まだまだ残暑のある日々。暦の上では9月は秋の始まりの季節ですが、近年は夏が長くなり、秋の訪れが待ち遠しくなりました。まだまだ夏の面影が残る今、ひと足先に身の回りに秋色の小物を取り入れてみるのはいかがでしょう。これから深まる秋に向けて、暮らしの中でも季節の移ろいを楽しむことができたら素敵ですよね。今回の特集では、食卓の上で秋を感じることのできる、色鮮やかなオータムカラーの器を1日を通してご紹介します。
Morning
秋のはじまり、涼しさを感じる
朝食シーン
朝、起き抜けの頭でコーヒーを淹れながら、あわただしく朝食の準備。お気に入りの厚切りトーストに、定番のヨーグルトを落ち着いたブラウンのプレートに盛り付けて。
大地や木々など、自然界に多く見られるブラウンは生活に調和と温もりをもたらしてくれる色です。深く澄んだ飴色の器で心を落ち着かせて、涼やかな一日のはじまりを迎えましょう。
クラストパン皿は熱々のトーストを最後までおいしく食べるための器です。トーストに含まれている水分は焼いてから時間が経つにつれてパンを湿らせてしまい、サクサク感が失われていきます。クラストパン皿に施されたレリーフはお皿とトーストの間に蒸気が逃げるすき間をつくり、トーストの蒸れを軽減することができます。
トーストに欠かすことのできないバターとジャムも添えて。クラストのバターディッシュとジャムカップはスタッキングができる構造のため、蓋物としてもご使用いただけます。
ゆったりサイズのマグカップは忙しい朝の相棒。トロンとしたチョコレート色のマグは慌ただしい朝に落ち着きを与えてくれる存在です。大きめにつくられたハンドルは握りやすく、子どもから大人まで使える安定感が魅力です。
副菜やお漬物に使い勝手のよい小鉢は、朝のヨーグルト入れにもぴったりです。シンプルな見た目のため、和食から洋食まで料理を選ばずに使えるところが嬉しいポイントですね。やさしいブラウンは食卓に温かみをプラスして、お料理をおいしく引き立ててくれます。
秋が深まるにつれて色とりどりの草花が花を咲かせます。家の中に一輪差しを置いて秋の植物に思いを巡らせてみる事も乙なものです。コロンとしたシルエットが愛らしいポッツは、窓辺や玄関先にそっと置いておきたくなる魅力があります。
Noon
おうちでも出来ちゃう、
お洒落なカフェ風ランチ
爽やかな日差しが差し込む正午はうつくしい紫色のプレートでランチ。澄み渡る北欧の空をイメージしたルオントは、ゆらぎのある形状と透明感のある色彩が魅力のシリーズです。
24cmプレートはメインのプレートとしてはもちろんのこと、複数のお料理を盛り付けてカフェ風ワンプレートのお皿としても活躍します。
都会的な印象をもつ淡いグレーに、かすかに揺らいだ表情が特徴のマグカップ。曇り空をイメージしたカラーは、涼やかな秋の日にぴったりです。
豆皿はソースやスパイスをいれたり、スプーンレストとして使用したりと活躍の場が多いアイテム。
クラシカルなシルエットが愛らしいデザートボウル。器の積み重なりもよく、毎日の食事に使いやすい点が魅力です。
Afternoon
家事や仕事の合間に「ホッ」と一息
午後は家事や仕事など、ゆったりと時間が取れる分なにかと忙しかったりしませんか?そんなときはお気に入りのうつわでお茶を淹れてホッと一息。夕食後のタイミングでも、1日を振り返りつつ丁寧にお茶を淹れて秋の夜長のティータイムを過ごすのもよさそうです。
業務用ラインとして特別色をまとった鉄黒茶器シリーズより、slope(スロープ)のポットをチョイス。モノトーンでコーディネイトすべく、同じカラーをまとったMETAPHYS feuille(メタフィス フィーユ)11cmプレートや、白磁の茶器をあわせてみました。
コク深い日本茶と濃厚なチョコレートのペアリングは、今日一日の疲れを癒してくれます。静かな夜にぴったりな黒×白の器に、取り寄せたお菓子を盛り付ける贅沢なひと時。定番の白と黒の器も、モノトーンのコーディネートで秋らしく落ち着いた雰囲気になります。
なめらかな手触りと、飽きの来ない黒色。コーヒーやカフェラテにもおすすめのカップです。
お茶の色がよく映える白磁は、どんなドリンクとも相性の良い定番のカラー。
木の年輪から着想を得たメタフィス11cmプレートは、アトランダムなフォルムがユーモラスな逸品。ゆるやかなカーブを描いた盛り面は、どんな料理も美しく受け止めます。
重厚な黒色に丸みを帯びたシルエットが映えるティーポット。持ちやすさにこだわったシンプルな形状は、毎日のお茶の時間を豊かにします。
これから深まる秋に向けて、自分好みの器で毎日の食事を楽しめたら素敵ですよね。ぜひ深山食器店で、秋にぴったりな器を探してみてください。
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岐阜県瑞浪市。三市からなる美濃焼産地の中でも磁器、特に白磁の製造に特化したこの地区に深山はあります。
昭和中後期、世界の工場として欧米の洋食器ブランドの依頼に対し上質な白磁の洋食器を供給した時代に培われたものづくりの基礎。
私たちは、それら受け継いだものを基に、現代の暮らしに寄り添った丁寧な道具としての器を作っています。
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Mizunami City, Gifu Prefecture.
Miyama is located in the Minoyaki producing area consists of three cities where porcelain, especially white porcelain is produced.
Foundation of manufacturing that was fostered during the middle and late period of Showa era when western style white porcelain tableware was provided, having received orders from the European and American tableware brand companies.
We are producing tableware as a gracious tool suitable for contemporary life associated with what we have inherited.
Please feel free to make inquiries to us about production, products and usability.