2025年02月

2025年02月の記事

明日は…にゃん!にゃん!にゃん!で猫の日です

明日は…にゃん!にゃん!にゃん!で猫の日です(2025年2月21日)

明日は…にゃん!にゃん!にゃん!で猫の日です

明日、2月22日は猫の日です。すでに2月に入ってからはバレンタインデーの催事とともに、猫の日の特設コーナーを設置しているお店をたくさん見かけました。個人的に猫ちゃんが好きなので、いつか深山にいるうちに猫ちゃんのうつわを開発してみたいものです。

さて、せっかくなので個人的に私が作成した猫ちゃんに関するうつわのサンプルをご紹介したいと思います。これは銅板転写屋さんに「全面的に柄がついている銅板でこんなのあるよ」とご紹介いただいたもの。猫ちゃん柄なのはもちろんですが、お皿にちゃんと柄を綺麗に貼れるかどうかのテストも兼ねて作成したものです。
余白が多い絵柄は比較的どなたでも簡単に貼ることができますが、こんな風に隙間なくデザインされている絵柄を綺麗に貼るのって難しいんですよ。しかもこの絵柄は招き猫がモチーフとなっているのですが、黒の顔料がめっちゃにじむので、実際にアップで見てみるとちょっと黒猫さんがにじんでしまっているのです。
こういう全面的に絵柄がついている銅板転写を、きちんと綺麗に貼れるように練習を重ねていかねばなりません。

明日は…にゃん!にゃん!にゃん!で猫の日です

これは黒い顔料を使っている猫ちゃんの銅板転写に、白色以外で色釉を組み合わせてなんか面白い表現ができないかな~、と思って作成したサンプル。白色の釉薬をかけると猫ちゃんは黒のままハッキリと表現できますが、色釉をかけると若干ですが濁ってしまうというかぼんやりとした印象になってしまいました。
淡いグレーの釉薬をかけたらこんな感じ。思い切って他の色釉をかけたら、銅板転写の顔料の色と反応して新しい色が出てくるかもしれません。これはもう、何度も何度もサンプルを作成して窯から出てきたものを都度チェックしていくしかないのです。地道な作業。

明日は…にゃん!にゃん!にゃん!で猫の日です

呉須の顔料を使っている猫ちゃんの銅板転写。水彩画のような、水墨画のような、もともとがぼんやりとした雰囲気の絵柄となっています。これ、銅板転写そのものは真っ黒な猫ちゃんがプリントされていたので、テッキリ黒猫ちゃんの銅板転写かな?と思って試しに貼ってみたのですが、窯から出てきたら藍色になっていてビックリしました(笑)。黒猫ならぬ、青猫。
呉須の銅板転写は、貼るときに水分量に気を付ける必要があり、水が多すぎるとにじんでしまいます。また、顔料そのものが濃い傾向にあるので、窯入れする前にひと手間かけないと釉ピンが発生しやすくなるのです。和風でカワイイ絵柄なのですが、扱いがちょっと難しいかもしれません。

明日は…にゃん!にゃん!にゃん!で猫の日です

深山の現行カタログに掲載されている製品の中では、残念ながら猫ちゃん要素は少な目です。昔はもっとあったのかな…?なんとか、猫ちゃん要素の割合をあげたいなあと思っているのですが、他社さんでも猫をモチーフとしたうつわはたくさんリリースされていますので、デザインがかぶらないように気を付けないといけませんね。

ie(イエ)小皿 ネコ
https://miyama-shokkiten.co.jp/2020/11/26/73-022-132/

家の形をした白磁の小皿に、紺色でねこを描いた小皿です。小さな窓から「やあ!」と言わんばかりに猫さんがこちらに向かって手を振っています。

明日は…にゃん!にゃん!にゃん!で猫の日です

実は、こんなところにも猫さんが…。

yum yum yummy!(ヤムヤムヤミー)お家の仕切り皿 サーカス柄
https://miyama-shokkiten.co.jp/2020/10/28/84-075-226/

綱渡りをしている猫さんたちはサーカス団の一員なんでしょうか?こちらの仕切り皿は少し深めの仕様となっているので、小さなお子さんでも使いやすい形状となっています。おかずを盛り付けると猫さんたちが見えなくなってしまうのが残念!

来年の猫の日までに、猫ちゃん要素のある新製品をご紹介できますように。

商品戦略室
渡辺

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