
陶磁器業界における人手不足問題(2025年4月18日)
本日はちょっと真面目なお話です。先日、こんなニュースが発表されました。
岐阜県内の陶磁器関連事業所 約3割後継者不足理由に廃業予定
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20250410/3000040730.html
私はNHKのニュースでチラッと知って、そのあと検索してみたらこちらに詳しい記事が掲載されていたので、ご興味ある方はどうぞ。
そうなのです。陶磁器業界は常に人手不足。正直、深山も常に人が足りていない状況です。仕事が回らないということはないのですが、もうちょっと人がいたらこんな事ができるのになあ、あんな事もできるのになあ、と残念に思う事が多いかな。
あと、若手を中心にいろんな技術を継承していきたいのに、人が少なく仕事が忙しい=そういう勉強の時間を確保できないというのも悩みの種ですね。
以前、他の窯元さんで出来ていた事がその窯元さんが廃業してしまったので、深山にその仕事が流れてきた…みたいなことをこのブログで書いた事があります。人手不足、後継者不足、関係者の高齢化などにより、廃業していく事業所が多いのは事実です。私は地元出身ですが、子供だったころクラスの同級生の大半のご家族は陶磁器関係の仕事についているのが当たり前でしたし、おうちが陶器屋さんという友達も少なくありませんでした。でも今はもうほとんど残っていないかも。
自分がいる業界のことなので、やはり心配ですしできればなんとか、この業界を盛り上げていきたいなあ、と思ってます。
商品戦略室
渡辺
★過去の投稿はこちら(※外部サイトへ移動します)