うつわリポート

深山の開発担当者による、うつわ深堀り解説。普段は何気なく手に取るうつわにも、実はたくさんの技術やこだわりが詰め込まれています。もっとうつわのことが好きになったり、知りたくなったりするきっかけになればうれしいです。

うつわリポート「暮らしを楽しむ、道具としてのうつわ。」EP.4 scale(スケール)

うつわリポート「暮らしを楽しむ、道具としてのうつわ。」EP.4 scale(スケール)

料理を盛り付けるだけではなく、道具として使える深山のうつわ。
深山食器店・うつわリポートのシリーズ連載、「暮らしを楽しむ、道具としてのうつわ。」と題して、ご紹介していきたいと思います。
第4回目は、scale(スケール)です。
深山ではお茶に関するうつわを多く製造していますが、こちらは珈琲を楽しむ方に向けて製造したうつわとなっています。一見、普通のカップに見えるこのscale(スケール)にはどんな秘密が隠れているのでしょうか?

ひとり時間を楽しむ為のたっぷりサイズのカフェマグ

皆さんは珈琲を楽しむ時、どんな風に珈琲を淹れますか?
最近ではインスタントコーヒーも種類豊富、美味しいものが増えてきたので、いつもは手早くインスタントで…という方も多いのではないかと思います。
でも、ちょっと時間が出来た時。または、自分のお気に入りの豆が手に入った時などには、じっくりと丁寧に珈琲を淹れる、そんな時間があってもいいのではないでしょうか?


scale(スケール)はそんな時にあると便利なカフェマグなんです。
慣れている人なら大丈夫かも知れませんが、普段珈琲を淹れない人にはちょっと難しそう、という不安があるかも。でも大丈夫です。scale(スケール)カフェマグは、ドリッパーとカップの隙間から容量を確認しながら珈琲を淹れる事ができるカップなのです。
写真のように、ちょこっとだけドリッパーをズラして、珈琲の容量をチェックすれば好きな時に好きな分だけ、自分だけのお気に入りの珈琲を淹れる事が出来ちゃいます。

カップの内側に目安となるラインが入っている優れもの

scale(スケール)カフェマグの内側には、4本のラインが入っています。このラインは下から100cc・150cc・200cc・250ccを示しているので、ドリップの際の目安となるのです。scale(スケール)という名前の由来はこの4本のラインから来ているのですね。

珈琲の1人分の目安は120~150cc程度とされていますが、たっぷりと飲みたい時だってあるし、珈琲は少な目でよくてもミルクを追加したい時だってありますよね。マグカップで淹れる場合は大体250cc前後とされているので、このscale(スケール)カフェマグがひとつあれば、いつでもどんな時でも、自分の好きなだけ珈琲を楽しむ事ができます。

選べる3種類のデザインからお好みのカップを

私はいつもお気に入りのマグカップで珈琲を楽しんでいるのですが、ブラックで飲んだり、ミルクや砂糖を入れたり、毎回いろんな淹れ方で珈琲を飲んでいます。でも、マグカップはずっと一緒です。だってお気に入りだから。
このscale(スケール)カフェマグも、そんな風にあなたのお気に入りのカップになってくれると嬉しいです。
淹れた珈琲をそのまま飲む事もできますし、容量だけはかってから別のカップに移す、という使い方でもOK。いろいろ試してみましたが、一般的なサイズのドリッパーであれば大体ハマりました(※ドリッパーホルダーがないタイプだとカップに沈んでしまうので使えません)。

scale (スケール) カフェマグ 白磁
scale (スケール) カフェマグ 豆ロゴ
scale (スケール) カフェマグ 豆ドット

珈琲の淹れ方が上手ではなくてもいいんです!自分が美味しいと思えれば、それでよし!
自分だけの珈琲タイムを楽しむために、便利なscale(スケール)カフェマグをぜひ一度お試しください。

scale(スケール)はこちらから

シリーズ連載「暮らしを楽しむ、道具としてのうつわ。」について

深山では日々、様々なうつわを製造しております。うつわと言えば、多くの方が料理を盛り付ける食器を主に思い浮かべることでしょう。ですが、深山のうつわの中には食器のようであって食器ではない、道具としてのうつわが数多く存在しています。
料理を盛り付ける以外の使い道がある事で、日々の暮らしが「ちょっと」楽しくなります。
いつまでも使い続けたい生活道具としてのうつわ、私たちの日常生活に溶け込むうつわ。そんな深山のうつわを、「暮らしを楽しむ、道具としてのうつわ。」シリーズとしてご紹介していきたいと思います。

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岐阜県瑞浪市。三市からなる美濃焼産地の中でも磁器、特に白磁の製造に特化したこの地区に深山はあります。
昭和中後期、世界の工場として欧米の洋食器ブランドの依頼に対し上質な白磁の洋食器を供給した時代に培われたものづくりの基礎。
私たちは、それら受け継いだものを基に、現代の暮らしに寄り添った丁寧な道具としての器を作っています。
製造や製品、使い勝手に関するお問い合わせなどございましたらお気軽にお問い合わせください。

Mizunami City, Gifu Prefecture.
Miyama is located in the Minoyaki producing area consists of three cities where porcelain, especially white porcelain is produced.
Foundation of manufacturing that was fostered during the middle and late period of Showa era when western style white porcelain tableware was provided, having received orders from the European and American tableware brand companies.
We are producing tableware as a gracious tool suitable for contemporary life associated with what we have inherited.
Please feel free to make inquiries to us about production, products and usability.

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