浅皿のポテンシャルを信じてる(2024年3月18日)
2022年、コロナ禍に入ってからデビューした深山の製品、racca(ラッカ)です。ボウルやカップに繊細なレリーフが施されており、窯変釉(白均窯・ミモザイエロー)を施す事でよりそのレリーフが際立ちます。
racca(ラッカ)シリーズの中にある、ポワソン皿。これまで、カードルやカーヴェアにも楕円形のお皿はあったのですが、こちらはより細めのスタイルで、深・浅とうつわの深さを選べる事からシリーズの中でもかなりの人気を博しております。
(※ただしレリーフはない。代わりにリムがあるよ!)
で、大体このポワソン皿を注文頂く時は「深皿と浅皿をセットで」というお客様が多いのですが、本当に僅差なんですけれども深皿のほうが若干ご注文数が多いような気がします。まあね。だって深さがあるほうが、スープとかつゆとか、汁物がこぼれる心配がないので使い勝手がいいと思うの。
カレーとかパスタとかを食べるならば、断然深皿のほうを私もおすすめします。
…なんですが。
最近になって、なぜか浅皿のサンプル制作のご依頼を沢山頂くようになりまして、10色くらいの釉薬でいろんなracca(ラッカ)の浅皿を作ってみたのです。そしたら!めちゃんこ!かわいい!
ちなみに画像は24cmポワソン浅皿の白磁です。これを春らしい様々なパステルカラーで施釉したのですが、悶絶するほど可愛い仕上がりとなりました。
確かに深皿のほうが使い勝手はよいと思います。ですが、浅皿には浅皿のよさがあるのです。ちょっとした食事パンをのっけてみたり、31cmポワソン浅皿(画像・右)にはアスパラガスのソテーを盛り付けてみたり。コレだけで、グッとオサレ度が急上昇。そう、racca(ラッカ)の浅皿を使えばね!
…と、まるで通信販売のうたい文句のようになってしまいましたが、本当にこの浅皿に盛り付けるだけで不思議とオシャレになるんですよね~。ちょっと細長いのがやっぱりいいのかな?
個人的に気に入っている使い方は、24cm浅皿の半分くらいのスペースにカップを置いて、もう片方の空いているスペースにお茶請けをのせて、カフェトレイのような使い方をすることです。キッチンからお部屋まで片手で運べて便利なんですよ。
浅皿が意外と使い勝手がよい事がわかってきたので、いろんな使い方を研究してみたいと思います。
商品戦略室
渡辺
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